本年は、コロナ禍三年目に加えてロシア・ウクライナ戦争勃発、それらの影響で世界的な食糧や半導体の不足によって、物価高、新車や電化製品の不足など、そして何よりも戦争の火種が飛んでくるかもしれない恐れを肌で感じた、我々国民の生活に大いに不安をもたらす一年でありました。
迎える令和5年は、癸(みずのと)卯(う)・西暦2023年・皇紀2683年となります。どうか心静かなお正月をお迎えいただきたく存じ上げます。来る年が、皆さまにとって麗しく佳き年となりますよう、お祈り申し上げます。 合掌
◆『仏事の手引き ~葬儀・法事について~』発行 10月に各家庭に配布させていただきましたが、もうお手に取っていただけましたでしょうか? 皆さまからよく質問される事を踏まえて丁寧に解説しておりますので、どうぞ何度も読み返していただき、親族・隣近所から一目置かれる「仏事の達人」になっていただきたいと思います!
◆弘法大師御誕生1250年記念大法会御寄進の御礼 一口3千円でお願いした寄進については、篤信の檀信徒200名の方々より御寄進を頂戴致しました。本年12月31日に締切り、年明けに高野山金剛峯寺に収めさせていただきます。茲に改めて御礼申し上げます。
◆お寺でお盆供養 本年7月、住職のコロナウイルス感染というハプニングでお盆まいりを急遽中止とし、その代替えとして8月12・14日、お寺の本堂で三座の盆供養を行なった事は記憶に新しい所です。また例年8月16日に開催していた「灯ろうまつり」も、コロナ禍による飲食のお接待の中止などの縮小を余儀なくされ、なおかつ外での行事ということで天候に左右されることを鑑み、長年坪生のお盆の風物詩として定着しつつあるおまつりではありますが、来年よりは、今年のような本堂内での「盆供養」に代えさせていただこうと思っております。詳細は、お盆前7月発行の「明け六つ」にてお知らせいたします。
◆年始参拝についてのお願い お寺への年始参拝のお待ち受けは、1月2日・3日・4日の三日間、9時~12時、13時~16時とさせていただきます。元旦の御参拝はなるべくご遠慮いただければ幸いです。なお、除夜の鐘は23時40分頃から撞き始めます。24時30分まで本堂を開けておりますので、鐘を撞かれましたら、どうぞ本堂にもお参りいただき、御本尊・薬師如来さまの御蔭を頂かれて、佳き新年をお迎えくださいませ。
◆納骨塔の増設のご案内 ご遺骨永代預かりの為の「納骨塔」は、建立10年を経て、お陰さまで予約を含めてほぼ一杯になりました。就いては早々に増設の必要性に迫られ、年明けより着工に入る予定です。なお、納骨塔への納骨は当山の檀信徒に限っております。後継ぎ問題で新規にお墓を持てない、墓終いなどお悩みの方は、どうぞご相談くださいませ。