131号(令和3年12月25日)

2022/02/02

来る年が、佳き年でありますように

迎える令和4年は、壬(みずのえ)寅(とら)・西暦2022年・皇紀2682年となります。どうか心静かなお正月をお迎えいただきたく存じ上げます。来る年が、皆さまにとって麗しく佳き年となりますよう、お祈り申し上げます。   合掌

◆御寄進の御礼 一口五千円でお願いした仏具調度御寄進は、篤信の檀信徒300名の方々より頂戴致しましたこと、茲に改めて御礼申し上げます。予定していた仏具の中で、飾り電灯と鎮守御神殿が既に設置されており、残りの仏具も順次納入される予定です。

◆西楽寺鎮守の御神殿が完成 9月11日に、大社造りの御神殿ほか四社の、併せて五社を奉る御神殿が納入され、本堂東奥の床の間に設置されました。総ひのき造りで、清々しい香りに身が引き締まるようです。毎朝最初に、御神殿に御供物(酒・洗米・水・塩)をお供えし、祝詞を奏上してから、本堂内陣の御本尊さまへ向かう習慣も板についてまいりました。

◆年始参拝についてのお願い 年始参拝のお待ち受けは、1月2日・3日・4日の三日間、9時~12時、13時~16時とさせていただきます。元旦の御参拝はなるべくご遠慮いただければ幸いです。なお、除夜の鐘は23時40分頃から撞き始めます。24時30分まで本堂を開けておりますので、鐘を撞かれましたら、どうぞ本堂にもお参りいただき、御本尊・薬師如来さまの御蔭を頂かれて、佳き新年をお迎えくださいませ。

◆いのしし被害 梅雨期の6月、鐘楼堂上の山肌にある墓地の石垣の一部が、いのししにより長さ5メートルに亘って崩された事に始まり、調べてみると墓地のアチコチが掘り起こされており、本堂正面の砂利に大きな足跡を付けるなど、境内にも堂々と侵入しているようでした。 直ぐに墓地使用権利者の方にお声掛けをして、被害の報告と今後の対応を話し合いました。コロナ禍中ということもあり、その後の話し合いもままならず現在に至りますが、いのししの嫌がる「干しヒトデ」や「激辛唐辛子入りエサ」などを撒いたのが多少なりとも功を奏したのか、或いは餌場となっている寺前の畑にも、各々対策をされるなどをして、それ以後の被害は今の所、止まっているようです。更なる被害が出るようであれば、柵の設置なども考慮する必要がありそうです。

◆納骨塔のご案内 永代ご遺骨預かりの為の「納骨塔」に、まだ若干空きがございます。募集は当山の檀信徒に限りますが、後継ぎ問題で新規にお墓を持てない、墓終いなどお悩みの方は、どうぞご相談くださいませ。なお、新たな納骨塔の建立も検討しております。

◆本堂の施錠について 最近、近隣のお寺で泥棒に入られるという事件が起こるなど、昨今の世情を鑑みまして、当山も今まで6~17時まで開けっ放しにしていた本堂の戸を、常には施錠することにしました。本堂内で参拝される方は、玄関の呼鈴にてお知らせくださいませ。なお、年始参拝お待ち受け期間中(上記参照)は、鍵を開けております。

※年中行事予定は、「年中行事」の項目をご覧ください。