128号(令和2年7月7日)

2020/07/24

暑中、お見舞い申し上げます
 
全世界が新型コロナウイルスに翻弄されています。クラスター、三密、ソーシャルディスタンス、東京アラートなど、小池都知事発信(?)の初めて聴く用語へのハテナ?や困惑も、もう日常となってしまいました。そもそも三密は、れっきとした仏教用語です。我々凡夫の身(行い)・口(言葉)・意(心)を三業(ごう)とするに対して、仏の清らかなそれを三密と申し、我々の三業を仏の三密に近づけていくことが、覚りへ至る道であるとするのが真言密教の教えです。テレビから聴こえてくる三密の連呼に、弘法大師様も苦笑いされておられることでしょう。
また、我が日本が、世界の先進国に比べて、感染死者の割合が格段に少ないと世界から驚かれております。麻生副総理は、日本人の民度の良さを主張しておりますが、日本中の仏教寺院の疫病退散の祈りが日本国を護っていることも忘れてはなりません。西楽寺では、本尊薬師如来さまへ、檀信徒のみならず、全世界の人々をお護り下さいますよう、日々祈念しております。 
◆恒例のお盆の総供養「灯ろうまつり8/16(日)19:00~」は、コロナウイルス感染予防の観点から、恒例の屋台接待を中止と致します。参拝については、マスク着用などの対策をされたうえで、ご参拝下さいませ。先着100名さまに、「うちわ」を差し上げます。なお、感染者の多い都市からの来寺はご遠慮いただきますように、お願い致します。
先祖供養の灯ろう(一基500円)は、当日お申込み下さい。合掌