穏やかな新年を、お迎えと存じます。
支所・別院役員寺院のご推薦、そして西楽寺責任役員諸氏の強い後押しをいただき、12/2、とうとう大僧正に押し上げられてしまいました。昭和51年に入寺以来、ちょうど40年目になります。
先住盛川光範大僧正の場合は、本山教学部次長、総務部長を歴任、また本山布教師として活躍され、貫録十分の大僧正でしたが、私の場合は、兵庫県庁議会事務局、共同通信社と、職場には恵まれましたが、35歳まで何しろ速記一筋。広報担当が、唯一の取柄でした。
西楽寺入寺直後から、別院支所の書記主事補を命ぜられ、地元では古文書解読講師として「つぼう郷土史研究会」の創設に関わり、趣味で始めた弓道は、高校生に交じって歩き方から学びました。まさに、お寺・古文書・弓道を三本柱に、ただ一筋、愚直に追求してきた40年と言えます。
一例が、錬士六段の弓道。六段に至っては9年がかり45回目の挑戦で到達したというあほらしさです。
こんな「大僧正」で申し訳ありません。その分、「生涯健康」を貫いて参ります。 合掌。