日本伝統工芸展8年連続(2012〜2019年)、11度入選された笠岡市在住の日本工芸会正会員・西山謙二さんが、神代欅造薬壺(じんだいけやきづくりやっこ)を当山に奉納されました。
薬壺(やっこ)は、薬師如来の持物にして、同仏の威徳、誓願を標示する三昧耶形(さんまやぎょう)であり、薬師如来そのものと申しても過言ではありません。
この度、奉納された薬壺は、火山の爆発などで、火山灰に千年以上の長きに亘り埋まっていた神代欅を使用し、表面を薬師如来の12大願を表す12角にカットしております。
蓋のつまみは宝珠形にして金箔仕上げ、蓋の内側と本体の内側は金泥で仕上げた、工芸品としても稀有な逸品であります。
当山御本尊薬師如来の修復事業に併せて、本尊さまの御威光が、檀信徒のみならず、一切衆生に広く行き渡りますようにという、住職の誓願が一つ形と成りました。
南無薬師瑠璃光如来
南無大師遍照金剛